スポーツテックの課題とは・スポーツ×Web3対談/Emoote(エムート)熊谷GP【フィナンシェ放送局 #13】 | BRIDGE(ブリッジ)テクノロジー&スタートアップ情報

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本稿はトークンを使ったクラウドファンディング2.0「フィナンシェ」が配信するポッドキャスト「フィナンシェ放送局」の記事からの転載

フィナンシェ放送局はトークンを使ったクラウドファンディング2.0「フィナンシェ」で巻き起こる、ファンとプロジェクトの話題をお届けするポッドキャストです。プロジェクトの最新ニュースやここだけでしか聞けない中の人の話題をお送りします。

今回は特別対談ということで、トークンによって変わるスポーツビジネスの今をWeb3ファンド「Emoote(エムート)」ジェネラル・パートナー、熊谷祐二さんと一緒に紐解きます。ご自身もスポーツテックで起業経験がある熊谷さんと、数多くのクラブチームでトークンによるコミュニティづくりを支援するフィナンシェCOO、田中隆一の対談をぜひお聞きください。

第13回放送ポッドキャストはこちら↓

今日はスポーツテックがトークンでどう変わるかというのをメインテーマにお話をお伺いしたいと思います。まずはお二人の自己紹介からお願いできますか?

熊谷:みなさん、はじめまして!Emoote(エムート)でジェネラル・パートナーをやっている熊谷祐二です。Emooteはアカツキの100percent子会社ファンドで今、シンガポールベースでWeb3に特化したファンドを運営しております。

去年からファンドをスタートしていまして、25社以上にグローバル投資しています。主にエンターテインメント、メディア、ライフスタイル領域に特化して投資しています。大きな特徴として僕らはトークンエコシステムをどう作っていくのか、みたいなところを信じていまして、Web3の1つ大きな革命がトークナイズだと思っています。このトークノミクスをどう作るかが1つ大きな特徴かな。

私はもともと何社か会社の立ち上げをやっていて、アカツキの前の会社がSkyBallという、スポーツテックやeスポーツの会社をやっていました。その会社を最後にアカツキに売却をしたという経緯があります。いろいろとスポーツのプロジェクトもやっていたので、今日はその辺もお話してきたら嬉しいなと思ってます。よろしくお願いします。

隆一さんの方もお願いします

田中:みなさまはじめまして、株式会社フィナンシェの田中と申します。会社自体は2019年に設立しまして、立ち上げと同時にフィナンシェというサービスをローンチいたしました。当時はβローンチだったのですが、2019年の8月に正式にローンチという形で、引き続き機能を拡充しながら進めております。

2021年のちょうど去年の頭から湘南ベルマーレさんで、国内のチームとしては初めてチームのトークンというものをご一緒させていただいてから大体1年と5カ月経ちました。現在はおおよそ60のチームやリーグ、スポーツの協会のみなさんとも一緒にトークンを発行して、トークンを使ったファンコミュニティというところをフィナンシェの中でご一緒させていただいております。

今日は熊谷さんとご一緒できるっていうことで、昔からずっとスポーツテックを先駆けとしてやられていらっしゃっていたのは知っていたので、お話できることを楽しみにしておりました。よろしくお願いします。

熊谷:楽しみです。よろしくお願いします。

お2人は長いんですよね? 

熊谷:そうですね。僕がiemoっていうメディアをやっていた時なので、おそらく2014年からとかですね。

田中:ちょうどソーシャルゲームからまたメディアに行きながら、ガラケーから日本だとスマートフォンになっていくっていうところと、日本から東南アジアだったり、どんどん海外にサービス出していいく、そんな気運があった頃にご一緒させてもらってました。

熊谷:色々それぞれ巡り、巡って今はエンタメ×トークンのようなところでまたお会いしたって話です。

では最初にスポーツビジネスがトークン使う前の話ですね。そこのど真ん中をやられていた熊谷さんに、当時の話聞きたいと思います。スポーツテックではどういうことやっていたか聞かせてもらっていいですか? 

熊谷:ありがとうございます。以前、スマートフォンのメディアを作っていたんです。当時、グノシーとかスマートニュースといったスマホのニュースアプリが出てきた時、スマホのメディアは圧倒的に足りてなかったんですよ。

PCからスマホにアダプトしても、スマホファーストなメディアがあまりなくて、そこを僕らは住宅や暮らし領域で作っていたんです。その後バイラルメディアや動画の流れもある中、スポーツでそういったメディアとか新しいテックを作れないかな?と。僕らはVRを使ったメディアを作ったりコンテンツ作ったり、縦型に近い形のメディアを作ったりしていた時代がありました。それがSkyBallの事業内容です。

その後、eスポーツもスポーツの文脈の中で増えてきていたので、例えばチームの方と一緒にブランディングやマーケティングを一緒にやったり、eスポーツの大会運営を手掛けたりしていました。

VRがまだ全然普及する前で、一番最初に僕がやったのが当時、横浜F ・マリノスにいた中村俊輔選手のコンテンツ制作です。純粋に僕もスポーツ大好きなので、彼のフリーキックを360度コンテンツで見たいという子供心でですね、紹介してもらってマリノスのオフィスへ行って「撮らせてください」と頼んだら撮らせてくれたんです。宮崎の合宿だったんですよ。ワンチャン行ったら撮らせていただいて。それを当時、360度動画にいち早く対応したFacebookに公開したらめちゃくちゃバズったんです。

と、スタートは良かったんですけど、課題の面で行くと、なかなかこれをマネタイズするのは難しいと思ったのがひとつですね。コンテンツとしてはスポーツはものすごく強いので、アテンションが取れるんですけど、マネタイズまで持ってくのはすごく難しいなと。

もうひとつは結構、新しいものに対して理解していただける方がいる一方で、そうではない方も一定数いて、今でこそ変わってきてますけども、どうしても新しいテックを取り入れるのに時間がかかってしまう。

スポーツって1年周期で事業や経営を考えたりするので、やるんだったら次の開幕に合わせてなんかやりましょうとか、そういう話になりがちで、どうしてもスタートアップ的な村で生きてきた僕らとしては、そこの時間軸がなかなか合わなかったりしたのが苦労したポイントですね。

田中:熊谷さんがおっしゃっていたように、新しいことをやりたいというのはもう、チームのみなさんが思っているんですよね。特に有名な選手がいるチームであれば、何かしら選手をアセットとして使っていきたいところはありながら、これも先ほど熊谷さんがおっしゃっていたように、どうやってビジネス化して収益化にしていくのか、結構この辺りを両立させていくことが難しい。

あとは我々も新しいテクノロジー作っていくと、どうしてもスタートアップだったりするので、そうするとスタートアップに対してお金を請求できるわけではないので、どうやってチームと一緒に連携していくか、みたいなところのモデルを作っていくのがすごく大変だなというのはすごく実感してるとこです。

熊谷:あと、スポーツで大変なのはチームが全国に散らばっているので、全国行脚するのが楽しくもあり、辛いですよね(笑。札幌のチームに会いに行くためには飛行機に乗って札幌へ行かなくちゃいけないんで、ファンとしては楽しいんですけど。

田中:僕は今、それやってますね(笑。さすがそこは変わらないんでしょうね。

熊谷:多分変わらないですね。それがいいところでもありますから。地域密着ってのがそうですよね。

お二人ともありがとうございます。隆一さんは現在もスポーツチームとまさにコミュニケーション取られているわけですけど、ここ最近のスポーツ、クラブチームのテックに対する反応はどうですか

田中:特に2021年からなんですけども、コロナが出てきてみなさんチケットの収益、協賛の会社さんも大変だったりして、伸び悩んできている中、何かやらなければという危機感は増したんだと思うんですよ。

実際に収益もみなさん赤字になって相当落ち込んできたという現実も出てきてますし、今までの収益以上に何かしら新しい収益源を作っていかなければならないっていうので、そういったところで、IT系のサービスを活用しようというマインドが変わってきてるところかなと思います。中でもクラファンやギフティング、いろんなマネタイズ手段もあるので、みなさんが徐々に試しているところ、それがここ数年で起こり始めていることですね。

(続きはこちら↓)
STEPNはナゼ盛り上がった?・スポーツ×Web3対談/Emoote(エムート)熊谷GP【フィナンシェ放送局 #14】

第12回放送ポッドキャストはこちら↓

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